こんにちは。
川﨑文也です。
一気に注目を浴びるようになることを『シンデレラストーリー』と例えたりします。
スポーツだと、無名だった選手が世界大会で優勝する。なんて場合です。
ウルトラマラソンという競技を知っていますか?
フルマラソンが42.195㎞。
ウルトラマラソンは100㎞を走るレースです。
2018年6月に北海道で開催されていた『サロマ湖100キロウルトラマラソン』で20年ぶりの世界記録が出ました。
記録を樹立したのが日本人の、風見尚さんという方です。
朝日新聞デジタル⇒100キロマラソン、愛知の市民ランナーが世界新記録
[aside type=”boader”]
ちなみに、福山駅から広島駅まで、国道2号線で移動すると、総距離99.6キロだそうです。
ということは、朝6時に福山駅を出発して昼12時頃には広島駅にいる計算です。
想像の域を超えすぎて、どれぐらいのスピード感なのかイメージできません・・・。
[/aside]
世界記録を樹立した風見さんですが、ずっと注目されてきた選手というわけではないようです。
駒沢大時代は、全日本大学駅伝など「大学3大駅伝」に出場することなく卒業。2006年に現在の勤務先である自動車部品メーカー「愛三工業」(本社・愛知県大府市)の陸上競技部に入った。だが4年で「戦力外」となって退部した。
朝日新聞デジタル「100キロマラソン、愛知の市民ランナーが世界新記録」より
とてもエリートとは言えない競技人生だったと読み取れます。
実業団を退部し、会社員としてフルタイムで働きながら個人で練習を続けていました。
主な練習は勤務後の夜に走っていたそうです。
そんな方が世界新記録です!なんだか夢のある話だと感じています。
夢というとシンデレラストーリーで、一夜でガラッと変わるイメージです。
世界記録樹立が、一夜の出来事です。
たまたま結果がニュースになりました。「世界記録を出したことがすごい!」と。
でも、ここまでのお話でわかるように[keikou]風見さんのすごさは記録だけではありません。[/keikou]
[keikou]僕は「誰も見向きもしないのに努力し続けた」ことがすごいと感じています。[/keikou]
淡々と
黙々と
地道に
コツコツと。
コツコツできるから、100キロマラソンという過酷なレースで世界記録という結果を残せるのかもしれません。
多くの人は、一夜の出来事である『結果』ばかり見ようとします。
「私も、ガラッと変わるかも」
そんなわけないですよね。
風見さんを見てください。僕なんかでは到底できない努力を続けています。
シンデレラストーリーを夢見るなら、そこにたどり着くまでのストーリーにも目を向けてください。
本当に大切なのは結果にたどり着くまでのストーリーです。
薄々それに気づいているはずです。夢ばかり見ず、現実にも目を向けてください。
ただ、評価も期待もされずに努力し続けれるか?という問題もでてきます。
僕には無理です(笑)たまには褒められたいです。
なので、心が折れそうなときは周りの人に「私をほめて」とおねだりしてください。
[keikou]一人で続けれない時は、素直に周りの人を頼ってください。[/keikou]
[keikou]すべてはコツコツ続けるために。[/keikou]