こんにちは。
川﨑文也です。
先日、ある方からテレビの健康番組で紹介されていた内容を教えてもらいました。
番組内で、ある病院の先生を
「どんな膝痛も治してしまうゴッドハンド」
と、して紹介していたそうです。
その先生は、膝の痛みを訴える患者さんに対して膝への治療はしないというのです。
しかし、治療後は嘘のように痛みがおさまり
杖を突きながら来院していた方も、杖をつかわずに歩いて帰るそうです。
どんな治療をしているのか、興味深い話です。
ゴッドハンドいわく
先生は、
「『膝が痛い』と脳が勘違いしているだけで、膝自体は悪くない。問題は他の筋にある場合が多い」
と、説明していたそうです。
他の筋とは、太ももの筋肉であったり、ふくらはぎの筋肉であったり、患者さんごとに違うようです。
先生はその場所を見極めて、筋肉にごく少量の麻酔を打つのです。
すると、筋の過緊張がほぐれて膝の痛みが治まるのだそうです。
つまり、膝以外の場所にある筋肉が硬くなりすぎて痛みをだしている。
だけど、脳は膝から痛みが出ていると勘違いしている状態。
なので筋肉の硬さを取ってあげると、膝に感じていた痛みがおさまるのだそうです。
柔軟性の大切さ
僕も含め、多くの人は自分が理解できないことや、違う価値観に対して拒否を示します。
今回の例だと
「膝が痛いのだから、膝が悪いはず。他の場所が悪いわけがない。」
と、思い込みがちです。
しかし、僕にテレビの話を教えてくれた方は
「ほんと不思議ね。」と言いつつも、新しい価値観をすでに受け入れているようでした。
とても柔軟な考えを持った方です。
また、ご自身のカラダについてさらに興味がわいたようで
「私のカラダだと、○○だと思って、こんなストレッチをしてみてるけど、合ってる?」
と、僕に確認を求めてきました。
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新しい価値観に触れて、それを自分に当てはめて試してみる。
↓
そして、それが自分に合っているのか、分かる人間に聞いてみる。
↓
それを踏まえて、改善を加えて、さらに試してみる。
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意図的になのか、無意識なのかわかりませんが
その方は、そんなサイクルをどんどん繰り返していきます。
僕はその方と会話をするたびに、
考え方の柔軟性と
改善と実行の早さに驚かされます。
この方のように、
専門家の意見や価値観を柔軟に取り入れることが出来る人はカラダも脳も変化が早いですね。
僕も見習いたいと思います。