こんにちは。
川﨑文也です。
タイトルにもありますが、森になりたいんですよね。僕。
心がすごく疲れているわけではないですし、森さんと結婚したいわけでもありませよ。
そうです。樹木が生い茂っている、あの「森」です。
ただ、存在というか、考え方というか。「森」みたいになりたいな。と。
そんなことをふと思いました。
森ってなくなりませんよね。
伐採や、山火事などの理由は別ですが、何十年、何百年って残り続けていますよね。
「太古の森」って表現もあるぐらいなので、1000年単位で残るのかもしれません。でも、森の中の木々は常に生え変わっているんですよね。不思議ですよね。大きく抽象的な「森」は存在し続けるのに、小さく具体的な「木」は生まれ変わり続けるなんて。
一本いっぽんの木が集まって、森になっていると捉えることもできますし、森という大きな場所や存在があるから、小さな木が育つことができる、と捉えることもできます。
「森」と「木」の関係性
トレーニングの基礎となる考え方。または、ヒトの身体の構造や機能を「森」とすると、流行りすたりがあり、日々生まれるノウハウやテクニックは「木」でしょうか。
つまり、基本的でなんだかややこしそうな機能解剖学や生理学、トレーンング科学などは「森」。
分かりやすく目を引きやすい、3分で○○になる方法や、○○だけで痩せる方法などは「木」です。
僕だけじゃないですよね?
僕自身、「木」の方が大好きです。
だって、簡単そうだし。楽そうだし。僕にもできそうだし。すぐに結果がでそうだし。
すごく「木」は魅力的です。
でも、気づいたんです。
「木」は流行りすたりがあり、短い時間しか存在(効果を持続)できません。一方、「森」があれば、その時々に必要な「木」を生み出すことができるし、そもそも「森」という大きな土台がなければ「木」は育たない可能性があります。
一時ではなく、長い目で考えたときに、本当に大切なのは「森」の方です。
だから森になりたいです。
トレーナーとして。
もっと大きく抽象的な表現をすると、あなたを手助けする一人の人間として。
僕は、「森」になりたいんです。
一時的なものではなく、長くあなたの役に立つことを伝えていきたい。
一時的な変化ではなくて、根本からあなたのカラダが変わることを手伝いたい。
そんなことを考えています。