こんにちは。
川崎文也です。
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「トレーナーの基礎力が向上する」1日3分の流し読み問題集は
私が学生時代に後輩たちに向けて配信していた
メルマガの内容で、NSCA(トレーニング指導団体)の
教本をもとに作成しています。
分かりにくい生理学や解剖を少しでもイメージしやすいように、
という気持ちで書いていましたが、
今になって読み返すと、なんとも読みにくい文章です。
どうか、大きな心で最後までお付き合いください。
何かお役に立てると幸いです。
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「トレーナーの基礎力が向上する」
1日3分の流し読み問題集 no.7
では、今日も問題です!
問題
うまく構成されたトレーニングプログラムは、トレーニングの原理・原則の
応用に基づいて作成されています。
このトレーニングの原理・原則は、合わせると全部でいくつあるでしょうか?
A 6つ
B 7つ
C 8つ
D 9つ
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正解: C 8つ
【トレーニングの原理】
- 過負荷の原理
- 特異性の原理
- 可逆性の原理
【トレーニングの原則】
- 漸進性の原則
- 全面性の原則
- 反復性の原則
- 個別性の原則
- 意識性の原則
と、いう具合に全部で8つあります。(書いた順番は適当です。意図はありません。)
ちょっと話がずれますが、ここでの「原理」と「原則」の違いって分かります?
私なりに、きっとこんな感じだろう!と解釈しています。
「原理」は、体に起こる変化のこと。
どうあがいても変わらない、神様がつくった決まり事です。
- 負担をかけると変化するよ。
- 負担をかけた所だけ変化するよ。
- 負担が無くなると、以前の状態に変化するよ。
じゃあ、どんなふうに負担をかけていけばいいのか?
それを考えたのが「原則」です。
つまり「原則」は、体の変化を上手く引き出すコツのこと。
人間が考え出した知恵の結晶です!
ご先祖様たちが、自分たちの経験や知識から原理を発見し、
原則を考え出してくれたおかげで、私たちは効果的な
トレーンングが出来ているわけですね!感謝、感謝です!
どの原理・原則を一番に考えると、うまいプログラムを作れるのか?
この問題の答えに正解はありません。不正解もありません。
それは、トレーニングをする人それぞれに答えが違うからです。
何のためにトレーニングをするのか?
理由の数だけ答えがあります。だから指導は難しい…。
正解がないからこそ、
正解にたどり着くまでの道筋(理由)が大切。私はそう思っています。
何のためのトレーニングなのか?
あなたは、指導している相手に理由を説明することができますか?
それでは、今日はここまで!