マッチ棒のまねをすると、自分の姿勢もきれいになる。

こんにちは。

川﨑文也です。

 

机の上に、一本一本ゆっくりと、マッチ棒を立てつづける。

小さいころ、そんな遊びをしませんでしたか?

あれって、けっこう難しいんですよね。

机の面に対して軸(木の部分)をまっすぐに整えて置くと、マッチ棒が自立してくれます。

 

目次

マッチ棒を立てるには

うまく立てようとしても、マッチ棒を持っている指に力が入り過ぎると震えてしまうし、ゆっくりと指を離せなくなります。または、無理やり押さえつけて立てようとすると、力みがマッチ棒に伝わって、うまく安定できずにパタッと倒れてしまいます。

さらに、まっすぐマッチ棒を立てたつもりでも、自分では分からないぐらいの傾きが残っていると、うまく安定できずに、パタッと倒れてしまいます。

マッチ棒をうまく立てるには、マッチ棒の軸が重力を垂直に受けて、なおかつ、外からの力(指の力)が邪魔をしなければ、安定感が生まれて自立します。そういえば一番大切な条件を忘れていました。そもそも軸が曲がっていると立てれません。

つまり、

①軸がまっすぐ。 ②垂直に置くことができる。 ③無理やり力を加えない。

この条件がそろうと、マッチ棒はきれいに立ってくれるということです。

 

マッチ棒と姿勢の共通点

では、マッチ棒を自分の姿勢と置き換えてみましょう。

きれいな姿勢で立つためには、マッチ棒と同じ条件を整える必要があります。まずは、①軸がまっすぐ。という条件です。

頭から足裏までが、まっすぐに整った状態ですか?立った時に、猫背で背中が丸くなっていたり。反り腰でお腹がポッコリ出ていたり。これでは、まっすぐに軸を保つことは不可能です。

まっすぐに軸を保てないということは、②垂直に置くことができる。の条件をクリアできません。

 

マッチだと、パタッと倒れてします状況です。

でも、体の場合は違います。倒れずに、無理やり踏ん張る。というワザを使います。なので、③無理やり力を加えない。の条件もクリアできていません。

この『無理やり』ができるのは、ヒトには筋肉がついているからです。無理やりが続くと、特定の筋肉に疲労が蓄積して痛みになったり、猫背がどんどん悪化したりします。傾いて倒れようとしている体を無理やり保ち続けているわけですから、体にとって良い状況ではないですよね。

 

いい姿勢の条件

無理やりの姿勢は無自覚なのがやっかいです。もしかすると、あなたの姿勢は、無理やり力を加えることで垂直を保ち、軸がまっすぐなように見せかけているだけの姿勢かもしれませんよ。

安定したいい姿勢のためには

①軸がまっすぐ。 ②垂直に立てることができる。 ③無理やり力を加えない。

この条件が大切です。

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