2018年3月、アナトミートレインの著者、トム・マイヤーズのセミナーに参加してきました。
筋膜のレクチャーと、呼吸に関するセミナーです。
トムはいろんな表現方法で、一つの価値観を提案しているように感じました。
「全てのメソッドは素晴らしい。メリットがある。しかし、一つのメソッドで全ての問題が解決するわけではないんだ。」
「たくさんの楽器がある中で、私が演奏できる楽器はこれなんだ。」
「みんなで楽しくジャズを演奏するために私の考えはこうだよ。」
いろんな表現でしたが根本の意図は同じように感じました。
自分のやり方、考えに固執するわけでもなく高い視点で物事を見ているような印象でした。トムはジャズ例えが多くて、ジャズか好きなのかな?と。どうでもいいことが気になった数日間でした。
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呼吸に関してのセミナーでの印象は
呼吸そのものにアプローチをしていくというよりは、呼吸に関する周りの環境(胸部肋骨、鎖骨胸部、頚部など)をどう整えて、自然な呼吸を引き出してあげるのか。
と、いうような印象です。
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最後に、トムの話で、僕もマネをしたいと感じた事をお伝えして終わりにします。
画家のピカソが「いつか2歳児が書くような絵を描きたい」という言葉を残しているそうです。
それを踏まえて、
トムは「いつか2歳児のようなカラダの動かし方をしたい」と言っていました。
僕の解釈になりますが「何も制限(痛みや硬さ)を受けていない、より自然で自由なもの(動き)を目指したい」という事だと思います。
衰えない向上心と学ぶ姿勢を見習わなければと強く思います。