こんにちは。
川﨑文也です。
先日、天気のいい日に散歩をしました。
途中で僕と同じように散歩をしている、小さい子どもとお母さんを見かけました。
子どもはしゃがみ込んでいて、お母さんはそれを近くで見ています。
すこし、眺めていると
子どもは数メートル進んでは、しゃがみ込んで。
また数メートル進んではしゃがみ込んで。を繰り返しています。
周りをキョロキョロとしながら、またしゃがみ込んでいます。
地面に落ちている石を触ったり、そこからお母さんを見上げたり。
楽しそうに遊んでいます。
お母さんにとっては散歩が終わらないので大変ですが、子どもの成長にはとても良いことではないかと思っています。
家の外に出ると、家の中では感じることができない刺激がたくさんあります。
風が頬にあたる感覚。
土や草を触った感触
太陽の日差しの強さ。
鳥の声や、水の流れる音。
田んぼや、花の匂い。
移動したり、立ったり座ったりする感覚。
こんなふうに、肌・目・耳・鼻からたくさんの情報が脳に伝えられます。
脳はその情報を処理するために働きます。その働きが脳の発達に繋がり、子どもの心身の成長が促されます。
散歩っていいですね。おすすめです。
では、僕たち大人はどうでしょうか?
肌・目・耳・鼻からたくさんの情報が脳に伝えられて脳が活性化すると、
[keikou]
体のコントロールが上手になる。
無駄な筋の緊張をとることができる。
[/keikou]
そんなことが期待できます。すると、肩こりや、腰のはり、猫背などを改善しやすくなります。
さらに、脳の一部が活性化すると、体の痛みを抑制してくれることも分かっています。
大人もたくさんの情報を脳に伝えることはとても大切です。
でも、生活習慣が単純化してしまうと刺激も単純化してしまい、いろいろな情報が脳に届かなくなります。
なので、運動をすることは脳へ刺激を与える事にとても効果的です。
でも、気をつけてほしいこともあります。
ランニングマシンでテレビやスマホを見ながら歩くことは、目からの情報が一点に集中してしまうため、たくさんの情報を脳に届けるという観点ではおすすめできません。また、筋トレマシンに座ったままトレーニングを行うだけだと姿勢が変わらないので、同じ理由で少し注意が必要な部分もあります。
脳への刺激の量を考えると、外がおすすめです。
周りをキョロキョロしながら花を見る。
風や鳥の声を探してみる。
風景や空を眺める。
足裏の地面の感触を感じてみる。
登りや下り坂で、歩くスピードを感じて調整してみる。
ぜひ、散歩をしてみてください。おすすめです。
散歩をしていれば僕のパーソナルトレーニングは必要ありません。
散歩はタダです。
散歩はいいことしかないですね。5分でいいです。散歩、おすすめです。