特異的にトレーニングを考えると

こんにちは。

川崎文也です。

 

「トレーナーの基礎力が向上する」

1日3分の流し読み問題集  no.8

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「トレーナーの基礎力が向上する」1日3分の流し読み問題集は

私が学生時代に後輩たちに向けて配信していた

メルマガの内容で、NSCA(トレーニング指導団体)の

教本をもとに作成しています。

分かりにくい生理学や解剖を少しでもイメージしやすいように、

という気持ちで書いていましたが、

今になって読み返すと、なんとも読みにくい文章です。

どうか、大きな心で最後までお付き合いください。

何かお役に立てると幸いです。

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では、今日も問題です!

 

問題

「体力を向上させたい!」と依頼を受けたあなたは、

相手が目的としている体力が何なのか、考える事にしました。

次のうち体力に含まれない項目はどれでしょうか?

 

 

A 柔軟性

B 暗算スピード

C 意欲

D ストレスへの抵抗力

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

正解: B 暗算スピード

 

猪飼(1967)らの定義によると、

 

柔軟性は、身体的体力の行動機能として、

意欲は、精神的体力の行動体力として、

ストレスへの抵抗力は、精神的体力の防衛体力として、定義されています。

 

 

「体力」と言っても、それを構成している要素はたくさんあります。

闇雲にトレーニングを行っていても、目的としている「体力」から

ズレている可能性があります。だから目的を明確にして、

特異的なトレーニングと行うことが重要です。」

目的が明確になると、何のためのトレーニングなのか?が説明しやすくなります。

 

では、競技スポーツ選手のトレーニングについて考えてみましょう!

「競技力を向上させたい!」と依頼を受けたあなたは、競技力をどう向上させますか?

 

筋力?柔軟性?持久力?敏捷性?平衡性?

視点はたくさんあります。

 

他にもこんな視点で考えだすと、何か見つかるかもしれませんよ。

 

鍛えたい動作は?

鍛えたい動作のスピードは?

鍛えたい部位・筋肉・関節は?

鍛えたい代謝系(運動エネルギー供給システム)は?

 

もちろん、もっと細かく考えることも可能です!

例えば、立位なのか座位なのか。単関節か多関節か。

同時収縮か連動的な収縮か。OKCかCKCか。

などなど。

細かく考えれば考えるほど、特異性は高くなります。

 

はっきり言って正解はありません。

何のためのトレーニングなのか?相手に説明できそうですか?

 

それでは、今日はここまで!

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