こんにちは。
川崎文也です。
ふと自分の姿を見たときに、びっくりすることありませんか?
どうしてそんなことを聞くのかというと
僕自身、自分の猫背具合にびっくりすることがあるからなんです。
ガラス越しに自分の姿がうつったとき。写真に写っている自分の姿を見たとき。
すごく背中が丸くなっています。
トレーナーという仕事をしているので、
猫背がカラダに与える悪影響は頭では分かっているつもりです。
なので、猫背を治さないといけないなあ。と思いつつも、
気が付くと背中が丸くなっています。
やっぱり、猫背ってカラダには良くありません。
見た目だけでなく、かなり体に負担をかけていますから。
猫背は悪なのか?
ところで、猫背のいいところってないのでしょうか?
猫背でよかったと思える時は無いのでしょうか?
例えば、
上司から、なにか嫌な仕事を押し付けられそうな気がするとき。
背中を丸め、パソコンにぐっと、顔を近づけることで仕事に没頭しているように見えます。
これなら上司も「あいつは忙しそうだから他のやつに頼もう」となるかもしれませんね。
他には、
ソニー生命ライフプランナー、山本正明さんの「奇跡の営業」という書籍の中で
紹介営業の方法として、こんな文章がありました。
「紹介は無理です」と言われたら、「そうですか・・・」と身体全体で「がっかり感」をあらわすべきです。
それまでニコニコと話をしていた営業マンが初めて見せる残念そうな姿はお客様の心を少なからず動かします。可能性は高くはないけれど、「そんなに紹介がほしいなら・・・」と考え直してくれる方もおられます。そのときは紹介が出なくとも、ここで自分の本気度を示しておけば、あとから「知り合いが話を聞きたいって言ってるんだけど」と連絡をくれることもあります。
気をつけたいのは、「がっかり感」は言葉ではなく、態度で表明するということです。
この「がっかり感」、文章から想像するに
かなりの猫背具合になっているのではないかと思います。
猫背も使いよう
山本さんの例から考えると、猫背も使い方によっては、身を助ける手段になるということです。
この「がっかり感」での猫背姿勢で、僕が重要ではないかと思っているポイントがあります。
それは、
初めて見せる残念そうな姿
初めて見せることで、より「がっかり感」を強調できるのです。
では、常に猫背の人が「がっかり感」を出そうとしたらどうなるのでしょうか?
会った時から、「大きく肩を落とし、うつむくような姿勢」の人が、
「がっかり感」を出すために「大きく肩を落とし、うつむくような姿勢」をとっても
違いがわかりません。これでは、がっかりした様子を伝えることができません。
つまり、常に猫背の人が「がっかり感」を出しても効果が無いということになります。
猫背の輝かせ方
「がっかり感」を強調するには、ピシッとした姿勢から、猫背へと変わる姿勢の変化幅が大きなポイントとなります。
猫背も使い方によっては、身を助ける姿勢ですが、
それと同様に、変化を強調できる、ピシッとした姿勢も重要ということになります。
猫背を治すことだけがいいのではなく、
ピシッとした姿勢と、猫背を使い分けできることがいいのです。
猫背に悩んでいるのなら
まずは『常時猫』から『適時猫』になってみてはいかがでしょう?