自分が思っている以上にクセが強い。

自分で思っている以上にクセが強い

こんにちは。

 

川﨑文也です。

 

僕のパーソナルトレーニングを受けていただいている方とこんな会話をすることがあります。

 

1回目のトレーニングが終わった時です。

 

お客さん 「なるほど、だから猫背が治らないわけですね。わかってきたので、教えてもらったことを意識してみます。」

川﨑 「いいえ、意識するのは、まだしないでください。」

お客さん 「えっ!?」

・・・

 

こんなやり取りをすることが、よくあります。

この会話、変ですよね。

本人は頑張ろうと思っているのに、僕から頑張らないで、と言われているようなものですから。

僕は、「意識してくださいね。」とお伝えする場合と、「まだ意識しないでください。」とお伝えする場合を使い分けています。

 

なぜかというと、「意識する」にも段階があるからです。

 

例えば、運動になれていない方は、身体のコントロールがまだ苦手です。

身体を思い通りに動かせなかったり、動かす感覚をつかめなかったり。

また、苦手なので余計な力が入ってしまい、正しい動きができないことがあります。

こんな方が意識してしまうと、余計な力が入って、変なクセがついてしまします。

なので、この方には「まだ意識しないでください。」とお伝えして、無意識でも正しくできている動きを繰り返しご自身で行ってもらいます。

 

他には、運動になれている方で、変なクセが染みついている場合。

変なクセがその方の普通なので、意識すればするほど、いつものクセで動こうとしてしまします。

つまり、誤認識してしまっているパターンです。

この方にも「まだ意識しないでください。」とお伝えします。一緒にトレーニングを進めていく中で、間違っている認識を正しい認識にすり替えていく作業をしないといけません。

 

目次

意識の3段階

 

第一段階

  • 意識できない。または誤認識していいる。→「まだ意識しないでください。」

第二段階

  • 意識すれば、正しく動く時と、失敗の動きをする時がある。→「意識してください。」

第三段階

  • 意識すれば、正しい動きを繰り返すことができる。けど無意識だとできていない。→「意識してください。」

 

意外とトレーニングに自信のある人ほど、最初の段階でつまずいていたりします。間違った「意識」で身体が動きを覚えてしまっているのです。厄介なことにクセが強いので、なかなか改善されません。

 

第三段階まで進めると、トレーニング効果はどんどん出やすくなりますよ。まずは、誤認識していると気づくところから頑張っていきましょう。

僕が一緒にチェックしていきます。

 

 

自分で思っている以上にクセが強い

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