ノームコアトレーニングでは定期的に専門家向けの勉強会を開催しています。
2月の勉強会テーマは「肩」です。
前回の勉強会テーマが「脊柱・胸郭」でおこなったので、その続きで「肩」としました。
大まかな内容をここでお伝えしていきます。
【パーソナルトレーナーが現場で使う評価と改善エクササイズ】『肩の評価・理論編+エクササイズ編』
【2019年2月17日(日) 9:00~12:00開催】
評価の項目と順番
静的評価
『胸郭』→『鎖骨・肩甲胸郭関節』→『肩甲骨上腕関節』の順番で見ていきました。
僕的には評価の方法うんぬんより、なんでこの順番で評価するのか?の方が大切だと思ったので、そこを先にお伝えさせていただきました。
動的評価
- ・立位屈曲、伸展、回旋
- ・SFERとSEIR
- ・ロッキング
- ・ハンズアップ
以上の項目です。
どの動きも肩の動きを評価するという目的は同じでも、発育発達の視点から考えると立位伸展やSFERとSEIRのほうがSMCDによるエラー(dysfunction)がが出やすくなると考えられます。
立位から仰臥位へと難易度を変換することでエラーの原因を絞り込んでいけるのではないかと思います。
改善エクササイズ
大まかに3つの目的に合わせてエクササイズを行いました。合計8種目やりました。
- 4スタンスストレッチ
- ローオブリークサイドリーチ
- キャットバックバリエーション
- マルチロッキングエルボー
- サイドゲットアップ
- クローリングプッシュアップ
- ロールダウン
- リバースクローリング
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1.肩甲骨に胸郭を押し付けて安定性を確保しよう!
⇒とにかくプッシュ!押しまくる!
2.インピンジを起こさないために広背筋の抑制と、肩甲骨の後傾を促そう!
⇒NOシュラッグ!外旋位を保とう!
3.胸郭が後方回旋を起こさないように、リブフレアを抑えよう!
⇒NOリブフレア!息吐こう!
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でのエクササイズ種目でも上記のポイントを押さえておくと、エクササイズのフォームチェックやキューイングが出しやすくなると思います。
使えそうなポイントがあればどんどん使ってください。
ご参加ありがとうございました!
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