【はみだし者たちの頭の中vol.4】『ベビママヨガ』でママのサポートを。ママに「一人じゃないんだよ」をシェアしたい!ヨガインストラクター塩見真美さん編!

[aside type=”lime”]シリーズ【INTERVIEW~はみだし者たちの頭の中~】は、私、川崎文也が、自分の腕一つで健康に貢献する仕事を選んだ人たちにインタビューをしていく企画です。
『はみだし者』とは、その道の専門家であり、道を極めようとする姿は、世間一般的にみれば普通のレールからはみだしてしまったプロフェッショナルな人たちです。『はみだし者』の頭の中にある価値観や考え方など、普段は聞くことの出来ないプロたち想いをお届けします。[/aside]

【はみだし者たちの頭の中】インタビュー第4弾!

ヨガインストラクターの[ruby]塩見真美[rt]しおみまみ[/rt][/ruby]さんに

  • ヨガインストラクターとしての活動はどのようにしているの?
  • 今の仕事をすることになったきっかけは?
  • 今後の目標や挑戦したいことは?

などをインタビューさせていただきました。

 

子どもたちには『体を思うまま動かせる場所』を。

そしてママには『適度なリラックス』を。

『キッズヨガ』や『ベビママヨガ』に対する想いを教えていただきました。

 

[keikou]自分の経験を通じて、より『ベビママヨガ』の必要性を感じる。と語る塩見真美さんを是非、ご覧ください。[/keikou]

 

目次

登場人物

[aside type=”boader”]

塩見真美(しおみまみ)

ヨガインストラクター/サハスララヨガスタジオインストラクター

川﨑文也(かわさきふみや)

本編のインタビュアー。

[/aside]

 

塩見真美さんが活動する『サハスララヨガスタジオ』でインタビューさせていただきました。

 

本編スタート

では、よろしくお願いします。

 

お願いします。

 

最初に、いまの活動内容を教えていただけますか?

 

サハスララヨガスタジオでは、月曜日、金曜日の朝クラスや木曜日の夜クラス、また、ゆい先生と一緒に『ベビママヨガ』と『キッズヨガ』を担当しています!

スタジオ以外の外部では、福山市内のスポーツクラブや児童発達支援・放課後デイサービスで『キッズヨガ』をさせて頂いています。『ベビママヨガ』は、市の体育館や、助産院、また最近では、保育所の子育て支援の先生方からご依頼を頂くことが増えてきました。

(注:ゆい先生は「はみだし者たちの頭の中vol.3」で登場していただきました。)

[kanren url=”https://kawasakifumiya.com/interview-ebihara-yui/”]

 

ところで、『ベビママヨガ』ってどんな内容?

サハスララヨガスタジオでおこなっている『ベビママヨガ』でいうと、内容はどんな感じなんですか?

 

子どもたちの可愛い声をBGMに、ベビーマッサージや、ヨガのポーズを親子で楽しんでいます。

生後3か月以降の首の据わった赤ちゃんから、未就園児(保育園に行く前)のお子さんが対象です。小学生のお兄ちゃんやお姉ちゃんがいらっしゃるご家庭は、夏休みや冬休みに入ると一緒に参加されることもあって、とっても賑やかなクラスです。

 

みんなで一緒にヨガを楽しむという感じなんですね。

はじめて参加される方は、『ベビママヨガ』にどんなイメージを持って来られることが多いですか?

 

「ベビママヨガってどんなことをするんだろう」「子どもと一緒に、身体をどうやって動かすんだろう」と、思いながら、来られる方が多いです。

ヨガのポーズは、親子のふれあいを大切にしています。五感を通して、お互いを感じ合いながら、コミュニケーションを楽しみ、親子の絆を深めていきます。初めて参加される方からは、実際に動いてみて、「子どもと、こんな遊び方や関わり方があったんですね!」と、お喜びの声を頂いています。

また、「うちの子、じっとしていられないかも…」と、心配をされるママもいらっしゃいますが、心配ご無用!『ベビママヨガ』の担当は、ゆい先生と私の二人体制です。二人共、保育士資格を持っており、子どもたちと遊ぶことが大好きです。レッスン中、お子さんが自由に遊び始めても、インストラクターが付いていますので、ママたちは、お子さんの安全面など、安心して、ヨガを楽しんで頂くことができます。

 

ママたちの適度なリフレッシュが必要!

『ベビママヨガ』や『キッズヨガ』というのが知られるようになってきたのは最近ですか?

 

スタジオで『ベビママヨガ』がスタートしたのが、5年前。『キッズヨガ』がスタートしたのは、2年前。今では、口コミやご縁などで、スタジオ以外の外部レッスンをさせて頂く機会が増えてきていますが、まだまだこれからです!!!

 

スタジオ以外でも『ベビママヨガ』が求められているというか、需要があるんですね。

先ほどおっしゃっていた、保育所の子育て支援の先生たちからの依頼が増えてきているということですね。

 

子育て支援は、リズム体操やベビーマッサージなどメインは子どもが楽しめるものです。ですが、『ベビママヨガ』のメインは、ママ。

ママのための子育て支援って、なかなかないと思うんです。骨盤を整えていくことや、授乳や抱っこ、添い寝などで凝り固まった筋肉をほぐすことで、ママの身体は、元気になり、自分の身体を想いながら動くことで、身体も心もリフレッシュすることができます。

子育て支援に参加されたママたちから、「出産してから、こんな自分の時間をもつのは、久しぶりです、気持ち良かった」という感想を多く頂きます。

(注:子育て支援は福山市の事業です。「子どもたちが健やかに成長することを願って子育て支援・相談を行ない,ご家庭やお子さまの状況に応じた機関の紹介や,いろいろな子育て情報の提供をしています。」→福山市子育て応援センターのページ|http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/soshiki/kosodateouen/  )

 

お母さんたちもあまり動ける場所が無かったり、子どもを一緒に連れて行ける場所がないんですね。

 

それは、すごく思います。特に、赤ちゃんが小っちゃい頃って家から出れないじゃないですか。人がたくさんいるところには連れて行けないし、小さいうちは、お出かけするのも一苦労(笑)授乳におむつ替えに、赤ちゃんの午前睡午後睡の時間のタイミングも見て、出ないといけない。そうすると、自分が出かける機会は、出産前に比べて、グッと減ります。友だちや、おじいちゃん・おばあちゃんが家に遊びに来るか、お父さんが仕事から帰ってくるかしか、ママって、外の世界との繋がりがないんですよね。

私自身も経験して、想像以上に孤独感を感じました。

だからと言って、赤ちゃんを連れて、必要以上に外に出ることを勧めているわけではありません。産前に比べると、産後は、自分で「動こう」「今日は外に出てみよう」という意識で動かないと、外との繋がりがどんどん少なくなるので、バランスをとりながら、適度なママのリフレッシュは、本当に大切だと思うんです。

そういう部分でも『ベビママヨガ』は、ママ同士が出会い、話しをすることで「あっ、こんな感じでいいんだ」っていう、いい意味で、適当に子育てに対する肩の力が抜けていける場になったらいいなと思ってます。

その為にもサハスララヨガスタジオの『ベビママヨガ』クラスで、【ママのお話会】をスタートしました。

 

サハスララヨガスタジオの『ベビママヨガ』クラス。ママのお話会からの参加も大歓迎!

それは楽しそうですね。ママ会は『ベビママヨガ』クラスとは別の時間帯ですか?

 

『ベビママヨガ』クラスのレッスン後です。

いつもは、1部・2部と、ベビママクラスは分かれているんですが、この【ママのお話会】の日は、1部・2部、合同でレッスンをしています。「イタズラした時、どんな風に叱ってますか?」とか、「どうやって寝かしつけてますか?」とか。子育てママたちの悩みは尽きず(笑)毎週、色んな、意見を交換しています。

 

開催は定期的にですか?

 

月に一回、開催してます。

 

『ベビママヨガ』のクラスに参加しないと、ママ会は参加できないんですか?

 

ママのお話会からの参加も、大歓迎です!

 

ヨガって、なんでこんなに身体も心も元気になるんだろう?

では、次にヨガをやり始めた、きっかけをお伺いしていいですか?

 

高校生の頃に、好きだったモデルさんがいて、そのモデルさんがヨガを始めたっていうのを雑誌で知って始めました。すごく単純です(笑)

 

じゃあ、ヨガに興味あったわけではなく、モデルさんに興味があってヨガを知ったんですね。

 

そうです(笑)そのモデルさんが、どんどんヨガにはまっていって、ヨガの本やDVDを出したりしていたので、それを買って、見よう見まねで続けていました(笑)

 

本やDVDを見ながらヨガを楽しんでいたところから、インストクターとしての活動はどのような流れで?

 

以前、勤めていた職場で、不規則な生活や過度なストレスから体調を崩し、仕事を辞めました。

身体も心も絶不調で、毎日、[ruby]鬱々[rt]うつうつ[/rt][/ruby]した気分でいました。そんな私を見兼ねた友人が、あるイベントに連れて行ってくれたんです。カンボジアの孤児院の子どもたちが日本に来るイベントでした。そのイベントに参加して、子どもたちからたくさんの元気をもらい、子どもに携わる仕事がしたいと思い、保育所で働こうと決意しました。

当時、保育士資格は持ってなかったので、保育所で働きながら、大学に通い、無事、保育士の資格は取得できました。勉強に仕事の日々…毎日、ヘトヘトだった私の心の支えがヨガでした。

仕事終わりに週一で、いくえ先生のヨガに通ってて。いくえ先生には、毎週、元気をもらっていました。「もうちょっとでヨガの日がやってくる」「明日、もう1日頑張ろう」みたいな。ヨガがあったから、毎日を、どうにか、乗り越えられていました(笑)なんでこんなに身体も心も元気になるんだろう。もっとヨガのこと知りたい!など、不思議に思い始め…

最初は、ヨガインストラクターになりたいという気持ちよりも、私が、いくえ先生のヨガをもっと深めたいな、という想いからスタートです。

(注:いくえ先生は「はみだし者たちの頭の中vol.1」に登場していただきました。)

[kanren url=”https://kawasakifumiya.com/interview-shimada-ikue/”]

『インストラクター養成コース』で気づいた、大切な人たちのしんどそうな姿…

『インストラクター養成コース』を受けるかどうか悩みませんでしたか?

 

全く、悩まなかったです。先生のヨガを深めたいという思いで一心でした!

養成のことを考え出した頃、たまたま見たヨガ専門雑誌の特集で、ヨガインストラクターの認定をとる為の費用や、開催場所などの一覧が出てて。それを見てて、「これぐらいの金額を払って始めても、その先生と相性が合うのかは分からないし…」「東京や大阪など場所を考えると、遠征費などもかかるしな…」と、なかなか気持ちが前に進まず(笑)

私が深めたいヨガは、いくえ先生のヨガだ!と思っていたので、いくえ先生に「先生って養成しないんですか?」って聞いたら、「養成しようと思っとるんよ。」って。とっても嬉しくて、何一つ悩むことなく、やります!と決断しました。

 

その時はインストクターになる、ならない、っていうのは?

 

想像はしてなかったですね。その時は保育所で働いていたので。保育所で子どもたちと出来たらいいな~という思いでいました。

 

『養成コース』を受けながら考えが変わってきたんですか?

 

そうです。『養成コース』の集大成で、卒業レッスンが行われるんですが、その練習で、友だちや母に付き合ってもらっていたのです。みんな体が硬かったり、それぞれ、身体に不調があって、しんどそうでした。そんな姿を見て、自分に出来る事ってあるなーと思い始めたことがきっかけです。

近くにいる大切な人たちが、こんなにしんどそうな体をしているから「もっと楽になったらいいな」とか「元気になってほしいな」と思って。

 

保育所の先生か、ヨガインストラクターか。自分の役目はどっち?

『養成コース』を卒業したときは、保育所で働いていたということなんですが、ヨガインストラクターに軸を移したのはどうしてなんですか?そのまま保育所の先生として、子どもたちとヨガをすることも出来たと思うんですが。

 

保育士の仕事は、とても楽しく、毎日やりがいを感じていたのですが、『養成コース』を卒業した頃、自分だからこそできることをやりたいなという思いが湧いてきたんです。

保育所は、集団生活なので、ルールやお約束事があるのは当然なのですが、もっと自由な環境で、子どもたちが、本来、持っているのびのびとした姿を引き出していくことが私の役目だと感じました。

『子どもたちが、自由に、体を思うまま動かせる場所』があったらいいな~と思ったんです。保育所でヨガをする事にこだわり過ぎず、ヨガインストラクターとして、自分でそんな空間を作ってみたいな!と思ったんです。

 

経験者だからこそ感じる『ベビママヨガ』の必要性!

『ベビママヨガ』でママに重点を置き始めたのは、ご自身の出産の経験も大きいですか?

 

それは、すごく大きいです。以前から、『ベビママヨガ』で、ママにリフレッシュをしてもらい、心のゆとりを作ってもらいたいという想いはありましたが、自分が妊娠して、出産して、子育てが始まってから、『ベビママ』の必要性を以前よりも強く感じるようになりました。

 

どのお母さんも悩んでいることや困っている事っていうのは共通なんですね。

 

そうですね。その悩みや困っている事って、何気ないことでも、「自分だけが思っているんじゃないか」「自分ばっかりがイライラしてるんじゃないのか」など、一人で抱え込んでしまいがち・・・。イライラしたり、不安な気持ちになりやすいのは、産後のホルモンの影響や体の変化なども関係します。妊娠・出産による環境の変化で、自分では気づいていないうちにストレスが溜まることだってあります。

だけど、それって体を動かすことや、少し話をしてみること、他のママの話を聞くことでスッキリしたり、何よりも“一人じゃないんだよー”ということを、『ベビママヨガ』でシェアしていきたいです。

 

マタニティから出張ベビママヨガまで!キッズヨガはカリキュラムにしたい!

今後の展開だったり、やっていきたい事というのはありますか?

 

産前からヨガしたり、産後数ヶ月後にヨガに参加してくださる方は多いんですが、産後直後は、ヨガなど、体を動かせる場所って少ないです。『ベビママヨガ』も生後3か月から。なので、その生後3ヵ月の間に、ママたちの所に自分が出張で行き、パーソナルレッスンができるといいなぁと思っています。

ヨガだけではなく、ママたちの分からないことや不安なことなどを一緒に考え、少しでも何かお手伝いできたらなと。

また、マタニティの方のサポートもしたいです!マタニティのお客様とお話をさせてもらっていると、結構皆さん、出産に対して“怖い”“不安”というイメージを持たれてる方がほとんどなんですよ。人から聞いた出産のイメージに囚われず、自分は、どんなお産をしたいのかイメージを持って、落ち着いて、赤ちゃんと息を合わせた気持ちの良いお産をするために、マタニティ期から、いえ、マタニティになる前から、体を動かして、体力つけて、楽しく出産を迎えてもらいたい。そんな方が一人でも増えればいいですなぁと思います。

 

ママたちの産前産後のサポートだったり、他に考えられていることはありますか?

 

『キッズヨガ』を、もっと福山市のママや子どもたち、子どもたちの保育や教育に携わる先生たちにも知ってもらいたいです!保育所や幼稚園のカリキュラムの一つとして導入してもらえるようになりたいと思っています。

 

ヨガインストラクターの養成コースに興味のある方へ!

では、最後になるんですが、ヨガインストラクターを目指したいとか、興味のある人にアドバイスやメッセージをお願いできますか?

 

自分がその先生からどれだけ学びたいか、どれだけその先生を信頼しているか。そこはすごく大切なところではないかと。「ヨガに興味があるからやってみよう」「インストラクターになりたいから」という気持ちで養成コースを受講される方が多くいらっしゃいます。

養成中は、インストラクターの資格をとるということだけでなく、人間として成長できる時間。自分では気付かなかった弱い部分や見ようとしていなかったことを、先生や仲間たちから、たくさん気付かせてもらえる貴重な場所です。素直に聞き入れられないことも、たくさん経験しながら、自分の心身を鍛えていくことができます。

そんな時間を過ごした今、毎日がとても楽しいです。そう思えるようになるまで、随分、時間がかかりましたが(笑)心から、チャレンジしてみたいことが見つかったら、自分の気持ちを信じて、一歩踏み出してみてください!

 

ヨガを受けてみたいと思っている方へ!

では、今度はヨガを受けてみたいと思っている、お客さんに向けてメッセージをお願いします。

 

いつも、身体の痛みや不調がある方や、今の自分を変えたいという方、一度、ヨガスタジオに来てみてください!動くことで、知らなかった自分に気づけたり、当たり前だったことが、当たり前じゃなくなり、新しい自分に出会えると思います。少し、呼吸が深まるだけで、毎日が、グンと楽しくなります!

是非、みなさんの生活の中に、ヨガを取り入れてみてください♪お待ちしています!

 

まみさん、ありがとうございました。

 

はい!ありがとうございました!

 

塩見真美さんが活動する サハスララヨガスタジオ情報

 

スタジオ案内がこちらです↓↓

サハスララヨガスタジオ ブログトップ

 

⇒サハスララヨガスタジオのブログの最新情報はこちら | https://ameblo.jp/yoga-sahasrara/

 

サハスララヨガスタジオは福山市の神辺町です。182号線沿いにあります。

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サハスララヨガスタジオ 外観

2階の203号室がスタジオになっています。

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詳しいアクセス方法はこちらへ → サハスララヨガスタジオへのアクセス方法 | https://ameblo.jp/yoga-sahasrara/entry-12343872859.html?frm_src=thumb_module

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