圧倒的にすごいセミナーの条件【imok’s Mentorship Module1】 2017 09/20 Updated 2018.04.06 2017 09/20 Published 2017.09.20 / 川﨑文也 \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする 圧倒的にすごいセミナーの条件【imok's Mentorship Mod... 川﨑文也 B! リンクをコピーする こんにちは。 川﨑文也です。 圧倒的にすごい、セミナーを受けました。 そのセミナーは『Bodywork』という視点から、姿勢改善、機能改善、パフォーマンスアップについて学べる内容になっています。 (ここでのボディーワークは、運動と捉えてください。) 全日程で4日間あり、合計36時間、使用する資料はスライド数で461枚に及びます。 とてもボリュームのあるセミナーです。 そんなセミナーに2回目の受講をしてきました。 そうです。まったく同じセミナーを2回受けました。 はじめて受けたのが半年前になります。1回目の時に衝撃をうけ、もう一度受けたいと思って2回目を受けました。 新しい情報や知識を得るだけであれば、2回も受ける必要な無いのかもしれません。 資料は配布してくれていますし、それを見返せば済むことです。 お金も時間もかかります。 でも、どうしても、もう一度受けたかったんです。 なにがそんなに魅力的なのか? 何度も受けたくなる圧倒的にすごいセミナーの条件とは何なのか? 参加したセミナーを振り返りながら、僕なりのいいセミナーの条件を考えてみました。 目次 1. 圧倒的に深い知識量1.1. 『理論編』1.2. 『実技編』2. 圧倒的に積み上げられた理論3. 圧倒的に参加者のことを考えた具体性4. まとめ 圧倒的に深い知識量 セミナーは『理論編』と『実技編』の2部構成です。 概要はこのようになっています。 『理論編』 ≪Body Work for Movement Development概論≫ ≪ボディワーカーに必要な機能解剖学&運動生理学≫ ≪ボディワーカーに必要なバイオメカニクス≫ ≪ボディワークにおけるカウンセリング及びアセスメント≫ ≪ボディワークにおける呼吸の概念≫ ≪コレクティブエクササイズ&ムーブメントプレパレーションとボディワーク≫ ≪発達運動学を活用した有機的な連続体としての修正-応用≫ ≪運動学習とコーチング≫ ≪ビジネス概論≫ 『実技編』 ≪70種類以上のエクササイズの実践及び指導練習≫ ・呼吸エクササイズ・インクリネイション・サービカルエロンゲーション・3MP→DNFエクササイズ・4.5MP→ローオブリーク・ロールアップロールダウン・ローリング(F、E)・スワンOnエルボー、Onハンド・パピー・ローオブリークツイスト・ローオブリークFAAD・ローオブリークFAAB・ローオブリークAFIR・ローオブリークAFIRリフト・4スタンスストレッチ・マルチロッキング・4スタンスエアプレーン・クローリング・プッシュアップバリエーション・3ディメンショナルスパインストレッチ・シンボックス・クラブ ダイアゴナルタッチ・クラブ・ハーフニーリングフロンタルヒップムーブ・ハーフニーリングカーフレイズ・ニーリングヒップヒンジ・ニーリングステップ・RDL・スクワット各種・シングルレッグEX・ランジ各種・ランニングカーフレイズ&More (セミナー概要より引用) セミナーの概要だけでこの量になります。こまかい項目まで入れるとさらに量が増えます。 たくさんの項目がありますが、すべての話が繋がっていて聞いているだけでおもしろい。 情報量もすごいですが、内容の構成もすごいです。あっというまに時間が過ぎていきます。 圧倒的に積み上げられた理論 たとえば、講師の先生が、 「どうしてかは分からないけど、私のやり方だと身体が良くなります」 と、勘と経験だけでセミナーをおこなっていたらどうでしょうか? 正直、僕はあまり興味がわきません。 職業柄、どうしても勘や経験などの感覚も必要です。 しかし、僕が興味があるのは、 『やり方』や『方法』ではなく、それを生み出している『理論背景』や『考え方』です。 どうして、そのポジションなのか? どうして、その種目なのか? どうして、その順番なのか? 圧倒的に深い情報量に裏付けされた、明確な理由をすべて提示してくれます。 圧倒的に参加者のことを考えた具体性 セミナーの参加者の職種はバラバラです。 トレーナー 理学療法士 ヨガインストラクター ピラティスインストラクター 柔道整復師 作業療法士 アスレティックトレーナー などなど。 さまざまなバックグラウンドを持っている人が集まり、一つのテーマで学んでいきます。 そのため、参加者によって「分かりやすいもの」「分かりにくいもの」がでてきます。 自分の経験に近いものであれば、新しいことでもイメージしやすいですが、まったく経験の無いものであればイメージしにくくなります。 そこで、各参加者の職種、活動している現場、経験に合わせて、表現方法を変えたりしてくれます。 より具体的なイメージを持つことが出来るので、理解が深まります。 すると学んだことが記憶に定着しやすいので、セミナーが終わったあとでも自分の現場で活用しやすくなります。 ↓実技練習で先生からアドバイス。 ↓ケースバイケースの考え方をシェア。 まとめ 参加したセミナーを通じて、僕なりに、いいセミナーの条件を考えてみました。 深い知識量 積み上げられた理論 参加者のことを考えた具体性 大きく分けてこの3つではないかと思います。 もちろん、セミナーは他にもたくさん開催されていますし、それを教えてくれる先生もたくさんいます。 でも他と違う、圧倒的にいいセミナーというのは、単なる『方法』や『答え』だけではなく、その背景になる『本質』や『理論』を教えてくれるところではないかと考えています。 多くのものは、鍛え方や、やり方といった方法(答え)を教えてくれますが、そのほとんどは何年か経つと忘れ去られていくものばかりです。 でも、良いセミナーで教えてくれる『本質』や『理論』というものは、この先もずっと変わることのない普遍的なものです。 ただ、本質や理論というものは、自分自身で考えないといけないので、考える力や努力は絶対的に必要になります。 その代わりに一度身につけると無くなることはなく、どんなことにも応用できます。 今回の内容は僕の基準で、圧倒的にすごいセミナーの条件を書きました。 ぜひ、あなたの基準ですごいセミナーの条件を見つけてみてください。 きっと、ワクワクしながら学び続けることができると思います。