姿勢を気にしすぎて膨れ上がる。あなたはペットボトル紳士?ペットボトル淑女? 2018 04/20 Published 2018.04.20 / 川﨑文也 \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする 姿勢を気にしすぎて膨れ上がる。あなたはペットボトル紳士?ペットボトル淑女... 川﨑文也 B! リンクをコピーする 人に見られることが多い人、姿勢をすごく気にしている人。 そんな人に多いのが、『ペットボトル紳士』と『ペットボトル淑女』です。 見た目を意識することはとてもいいことですが、意識しすぎることはデメリットもあります。 メリット、デメリットを理解したうえで使い分けることをお勧めします。 目次 1. 紳士・淑女とは2. 体のペットボトル化3. トレーニングだと空気が邪魔になることも4. まとめ 紳士・淑女とは 紳士、淑女という言葉には 気品のある上流階級の人。 品格があり礼儀正しい人。 上品な振る舞いの人。 そんな意味合いがあるそうです。 人から注目されたり、人と会う機会が多い方は、姿勢などの見た目や雰囲気が気になってきますよね。 胸を張って背筋を伸ばして。そんな姿勢になりやすいと思います。 体のペットボトル化 呼吸での空気の流れを考えると、胸を張って背筋を伸ばしている時は、体の中に空気がたくさん入って、パンパンに張っている状態です。 空気でパンパンに張っている状態だと、筋肉の力を使わなくても『空気の圧力で同じ姿勢を保ちやすい』というメリットがあります。 デメリットでは、空気の圧力が邪魔をして『同じ姿勢しか保てないので動けない』ということになります。 例えば、中身の入っていないペットボトルに蓋をして、そのまま折り曲げようとしたり、捻じったり、しているような状態。 これだと外から力を加えてもなかなか形は変わりませんし、多少形が変わってもすぐにもとの形に戻ってしまいます。 でも、空気を抜いてしまえは折り曲げたり、捻じったりするのが簡単になります。 形も大きく変えることが出来ますし、加える力もぐっと少なくなります。 ペットボトルという容器の中の空気が邪魔をして、形を保ち続けたということです。 トレーニングだと空気が邪魔になることも 胴体という容器の中に空気が詰まり過ぎている状態で、腹筋をして体を折り曲げる。またはウォーキングで、体を捻じる。 これだと動かそうとしても動けません。 でも、空気が抜けてくれば腹筋でもウォーキングでも体が動きやすくなってきます。 形を大きく変えることが出来るので、筋トレならより多くの刺激を。日常生活ならより少ない労力で体をスムーズに動かすことが可能です。 まとめ ペットボトル紳士・淑女だと、動いても、動いても、動いても…。実際は、関節や筋は動けていません。とても残念なことですが、動いたような気になっているだけです。 そして、必要以上の力を使っているので、疲労感や肩の張りを引き起こしやすくなります。 紳士・淑女のように姿勢をつくり、上品に振舞うこともできて。必要な時は空気を抜き、動きやすさを引き出す。両方がバランスよく出来るのが理想です。 空気が抜けているのか、どうなのか? その判断材料は、肋骨が小さく萎むような動きが出来るか、どうかです。 あなたの肋骨動きますか?