トレーニングの原理・原則ってなに? 2016 09/15 Updated 2017.03.03 2016 09/15 Published 2016.09.15 / 川﨑文也 \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする トレーニングの原理・原則ってなに? 川﨑文也 B! リンクをコピーする こんにちは。 川崎文也です。 ============================= 「トレーナーの基礎力が向上する」1日3分の流し読み問題集は 私が学生時代に後輩たちに向けて配信していた メルマガの内容で、NSCA(トレーニング指導団体)の 教本をもとに作成しています。 分かりにくい生理学や解剖を少しでもイメージしやすいように、 という気持ちで書いていましたが、 今になって読み返すと、なんとも読みにくい文章です。 どうか、大きな心で最後までお付き合いください。 何かお役に立てると幸いです。 ============================= 「トレーナーの基礎力が向上する」 1日3分の流し読み問題集 no.7 では、今日も問題です! 問題 うまく構成されたトレーニングプログラムは、トレーニングの原理・原則の 応用に基づいて作成されています。 このトレーニングの原理・原則は、合わせると全部でいくつあるでしょうか? A 6つ B 7つ C 8つ D 9つ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 正解: C 8つ 【トレーニングの原理】 過負荷の原理 特異性の原理 可逆性の原理 【トレーニングの原則】 漸進性の原則 全面性の原則 反復性の原則 個別性の原則 意識性の原則 と、いう具合に全部で8つあります。(書いた順番は適当です。意図はありません。) ちょっと話がずれますが、ここでの「原理」と「原則」の違いって分かります? 私なりに、きっとこんな感じだろう!と解釈しています。 「原理」は、体に起こる変化のこと。 どうあがいても変わらない、神様がつくった決まり事です。 負担をかけると変化するよ。 負担をかけた所だけ変化するよ。 負担が無くなると、以前の状態に変化するよ。 じゃあ、どんなふうに負担をかけていけばいいのか? それを考えたのが「原則」です。 つまり「原則」は、体の変化を上手く引き出すコツのこと。 人間が考え出した知恵の結晶です! ご先祖様たちが、自分たちの経験や知識から原理を発見し、 原則を考え出してくれたおかげで、私たちは効果的な トレーンングが出来ているわけですね!感謝、感謝です! どの原理・原則を一番に考えると、うまいプログラムを作れるのか? この問題の答えに正解はありません。不正解もありません。 それは、トレーニングをする人それぞれに答えが違うからです。 何のためにトレーニングをするのか? 理由の数だけ答えがあります。だから指導は難しい…。 正解がないからこそ、 正解にたどり着くまでの道筋(理由)が大切。私はそう思っています。 何のためのトレーニングなのか? あなたは、指導している相手に理由を説明することができますか? それでは、今日はここまで!