筋を成長させるホルモンBIG4 201607/21 Updated 2017.03.03 201607/21 Published 2016.07.21 / 川﨑文也 \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする 筋を成長させるホルモンBIG4 川﨑文也 B! リンクをコピーする こんにちは。川崎文也です。=============================「トレーナーの基礎力が向上する」1日3分の流し読み問題集は私が学生時代に後輩たちに向けて配信していたメルマガの内容で、NSCA(トレーニング指導団体)の教本をもとに作成しています。分かりにくい生理学や解剖を少しでもイメージしやすいように、という気持ちで書いていましたが、今になって読み返すと、なんとも読みにくい文章です。どうか、大きな心で最後までお付き合いください。何かお役に立てると幸いです。=============================【トレーナーの基礎力が向上する】1日3分の流し読み問題集no.2 問題:体内で分泌されるホルモンには、筋に対してタンパク質のアナボリック(同化)な反応を起こすものや、カタボリック(異化)な反応を起こすものが存在します。次のうち、アナボリック・ホルモンに含まれないのはどれ? A OS-1B IGF-ⅠC 成長ホルモンD テストステロン ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 正解:A OS-1 代表的なアナボリック・ホルモンは以下の4つです。 ◆成長ホルモン◆インスリン様成長因子「IGF-Ⅰ」(IGF-1と表記も)◆インスリン◆テストステロン これがアナボリック・ホルモン界の『BIG4』です!(勝手に名付けました…) それぞれの簡単な紹介をしていきます。 【成長ホルモン】筋でタンパク合成を刺激し、成長を促す事はもちろん、肝臓に待機するIGF-Ⅰに出動命令を出す。誰もが知っている、超有名人! 【インスリン様成長因子 IGF-Ⅰ】成長ホルモンの命令を受け、体内に出動する。筋だけでなく、他の場所でもアナボリックな仕事をこなす、オールラウンダー!(インスリンのような構造をしているらしい。きっと、「インスリンの様な構造をした成長因子」ってことでしょう。) 【インスリン】血糖を細胞に取り込む仕事が有名だが、実は筋でタンパク合成を促す仕事もこなす。裏の顔は意外と知られていない、影の仕事人! 【テストステロン】男性ホルモンの一種。男性の性徴発現を刺激し、筋にはタンパク合成を促す。男らしさをつくるには欠かせない、男気溢れる 兄貴タイプ! これらのホルモンを分泌させることが、筋の成長にはかかせません。では、どうすればホルモンが分泌されるのか・・・? これ以上は長くなってしまうので、今回はここまで! ちなみに、OS-1は所さんのCMでお馴染みの、脱水状態の予防・改善に薦められている飲料でした。