簡単な運動で便秘の予防と癌などのリスク管理を!「う〇ち」の通り道から考える、う〇ち座りが最高におススメな6つの理由!!

こんにちは。

川﨑文也です。

 

洋式トイレと、和式トイレ。どちらが健康に良いのか?と聞れれば、和式トイレと答えます。

しゃがんで用を足す。ということが、とても健康に良いからです。便秘の予防改善の他にも良い事がたくさんです。

ポイントは『しゃがむ』運動姿勢にあります。今回は、なぜ、和式で『しゃがんで』用を足すことが健康にいいのか?というお話です。

 

目次

まずは、このCMを見てください。

 

先日ネットで、日本では流れないような商品CMを見ました。

商品名は『スクワティー ポティー』といいます。

洋式トイレを和式トイレのように変えてしまうグッズです。

 

簡単に説明すると、う○ち座りの姿勢が簡単にできるグッズです。

(ここからずっと、う○ちを連呼しますので、お食事中の方はご注意ください。)

 

アメリカで発売された商品ですが、2016年ごろから日本でも販売されているようです。

 

[aside type=”sky”]

スクワティーポティー輸入代理店HPより → http://squattypotty.jp/sale/index.html

[/aside]

 

つまり、このプラスチック製の台を足元に置くことで、う〇ち座りの姿勢をマネすることができ、排便がスムーズになるということです。

↓実際に、販売企業が作成したCMがこちらです。日本語吹き替え版になってます。日本ではまず考えられない衝撃のCMをどうぞ。↓

 

 

う○ち座りが最高におススメな6つの理由。

 

たしかに、洋式トイレよりも和式トイレの方が体にとっては良いという話を聞いたことがあります。

でも、なんで和式トイレの方が体に良いのか、理由は考えたことはありませんでした。

 

ここからは、どうして『う〇ち座りが最高におススメ』なのかを考えていきたいと思います。

 

ジョナサン・イスビットさんが、トイレと健康について研究した結果、このように報告しています。

 

[topic color=”red” title=”う〇ち座りのメリット“]

  • 排泄がスムーズになる(時間的にも残量的にも)
  • 大腸癌や虫垂炎などの疾患の予防
  • 尿漏れの予防
  • ヘルニアなど腰痛の予防
  • 痔の予防・改善
  • より自然な分娩、安産の準備

[/topic]

naturesplatformのサイトより →http://www.naturesplatform.com/

 

う○ち座りで排便することは、メリットがたくさんだ!と、おっしゃっております。

 

う○ちの出口までの通り道を考える。

 

『う〇ち座りが最高な理由』を説明する前に、う○ちの通り道についてお伝えします。

 

ご存知の通り、入口から入った食べ物が長い旅路を経て出口から出ていきます。

 

この旅路には、難所が存在しています。

 

難所その1

はてしない登り道『[ruby]上行結腸[rt]じょうこうけっちょう[/rt][/ruby]』

ここでは腸が頭上方向に進んでいきます。

う○ち君は重力に逆らい『鯉の滝登り』のごとく、天に向かって進む必要がでてきます。

しかし、登り切れず脱落してしまった う○ち君は出口にたどり着けず、腸壁に残ったままになります。

 

 

難所その2

心臓破りの坂『[ruby]S状結腸[rt]エスじょうけっちょう[/rt][/ruby]』

出口付近でも、重力に逆らい登る必要性のある個所が出てきます。

ここでも脱落してしまったう○ち君は腸壁に取り残されることになります。

 

〇 部分を拡大すると↓

 

 

う〇ち君としては重力に従って、下に下に、落ちていけれるのが理想ですが、S状結腸は上向きになっているので、この場所で重力に逆らい登る必要が出てきます。もちろん、う〇ち君は自分で動けないので、別の力を使って上方向に移動する必要が出てきます。

 

難所その3

『[ruby]直腸肛門角[rt]ちょくちょうこうもんかく[/rt][/ruby]』を取り締まる『[ruby]恥骨直腸筋[rt]ちこつちょくちょうきん[/rt][/ruby]』の壁

『S状結腸』を通り抜けた う○ち君ですが、出口を目前にして足止めをくらいます。

『恥骨直腸筋』の影響で、出口へと通じる道の角度が鋭角になります。結果、道幅が狭くなり通れなくなります

 

お尻を横から見た図↓

 

通れなくなっている状態が通常です。筋が緩んだままだと、道幅が広くなりすぎて、う○ち君が止まらなくなります。

便意を感じてトイレに行ったときに角度が緩やかになり、う○ち君が穏やかに出てきてくれるのが理想です。

 

骨盤が立ったままでは、恥骨直腸筋の影響で出口への道がふさがれていますが、う○ち座り(骨盤が後ろに傾く)では、恥骨直腸筋の影響が変化しスムーズに通れるようになります。

[aside type=”sky”]

https://realeyeshomestead.comより

[/aside]

 

難所を踏まえたうえで、う○ち座りが最高におススメな6つの理由を考える。

 

う○ちの通り道には『登り』が存在し、その箇所は脱落者が出るほどの難所です。

では、その難所をどうやってスムーズに通過するのか?

 

それを解決してくれるのが、う○ち座りです。

う○ち座りの姿勢になると、お腹と左右の太ももが近づいてきます。さらにそこから、下腹部を太ももで下から押し上げるように密着してきます。

この「押し上げるように密着する力」を利用して、う○ち君は重力に逆らい登りきる(押し上げられる)ようになります。

なので、う○ち座りの姿勢になるだけで、う○ち君は出口へ移動てくれるようになります。そして、脱落者も最小限にとどめることができます

 

少し、話が変わりますが、

 

脱落してしまった う○ち君は腸壁に残ってしまします。う○ち君はそんなに衛生的ではないので、残ったう○ち君は体に悪影響を及ぼします。それが繰り返され続けると、癌や虫垂炎に影響すると考えられています。つまり、う○ち君が残りやすい箇所は癌や虫垂炎の発症リスクが高くなるという事です。

 

これで、う○ち座りが最高な理由の2つが説明できました。

①排泄がスムーズになる(時間的にも残量的にも)

②大腸癌や虫垂炎などの疾患の予防になる

 

さて、次ですが、

う○ち君がスムーズに出てきてくれない時は、どうしていますか?

 

「きばり」ますよね?

 

この「きばる」という事も、いいことばかりではありません。

「きばる」とお腹に力が入り、腹圧が高くなります。

高い腹圧が加わり続けると、圧に耐えきれなくなり骨盤部にある神経や筋肉が損傷を受けるリスクが高まります。

もし、神経や筋肉が損傷してしまうと、「尿漏れ」という問題に繋がってきます。

 

さらに高すぎる腹圧が、腰の骨(腰椎)や、直腸に負担をかけ続けると「ヘルニアなど腰痛」「痔」という現象が起こるリスクが高まります。

女性の場合は、腸や膀胱のそばに子宮もあるため、子宮も同じようにストレスを受ける事が考えられます。

 

これで、う○ち座りが最高な理由が全て揃いました。

③尿漏れの予防
④ヘルニアなど腰痛の予防
⑤痔の予防・改善
⑥より自然な分娩、安産の準備

 

つまり、う○ち座りの姿勢になると「きばらなくても」う○ち君がスムーズに移動をしてくれるので、脱落するおそれや過度な腹圧ストレスによる損傷のリスクを少なくすることが出来ます。

 

どれだけ「きばらずに」う○ちを出すのか

 

う○ちの通り道から、う○ち座りで排便するメリットをお伝えしてきました。もちろん、食事の影響が前提としてあります。

う○ち座りの姿勢と食事の両方から、いかに「きばらずに」う○ちを出せるかが、リスク管理として重要になります。

 

う○ち座りで、これだけの効果が見込みるならメリットは大きと思いませんか?

[topic color=”red” title=”う〇ち座りのメリット“]

  • 排泄がスムーズになる(時間的にも残量的にも)
  • 大腸癌や虫垂炎などの疾患の予防
  • 尿漏れの予防
  • ヘルニアなど腰痛の予防
  • 痔の予防・改善
  • より自然な分娩、安産の準備
    [/topic]

 

パーソナルトレーナー目線でも日常生活で『しゃがむ動作』をおススメします!

 

でも、和式トイレを使う事はないし、う○ち座りをすることなんて無い!と思ったあなた。

日常生活の中で『フルスクワット』というトレーニングを試してみませんか?(ここでの『フルスクワット』は『しゃがむ動作』です。でも膝を痛めているかたにはおすすめできません。)

パソコンを前にずっと座ってばかりではなく、たまには体を動かしてみませんか?

 

しゃがむ動作をおこなうメリットは、排便でのリスクを減らすだけでなく

パーソナルトレーナー目線でも

  • 背骨に適度な引き伸ばしの力が加わり、カラダが動きやすくなる
  • 正しい呼吸になり、コアが働きやすくなる

などなど、メリットがたくさんです。

なので、凝り固まったカラダをほぐしたり、トレーニング前の準備運動にも効果的です

 

その場合は、しゃがんだままでゆったりと呼吸を繰り返してください

5秒で吸って、5秒で吐いて、5秒止めるぐらいのリズムで深呼吸です。

ぜひ試してみてください。

 

 

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次