こんにちは。
川﨑文也です。
肩のこりや、肩のはりへの対策として肩甲骨がひとつのポイントになります。
なので、多くの方は、
- 肩甲骨をはがしたい。
- 肩甲骨を動かせるようになりたい。
- 天使の羽をつくりたい。
と、考えます。
肩回りをストレッチしたり。肩甲骨周りの筋肉をほぐしたり。
これでスッキリすれば問題ありません。今日はその後のことについてです。
「その時はスッキリするけど、すぐに重さやダルさ、コリやはりが元に戻る」という方に知っていて欲しいことです。
最初にお伝えしたように、肩甲骨がポイントになります。
肩甲骨周りの筋肉がほぐれたら全て解決するのか?
僕の答えはNOです。
根本的な改善を望むのであれば、「なぜ肩甲骨が動けないのか?」を知っておく必要があります。
[aside type=”boader”]
肩甲骨が動かない(動けない)
↓
筋肉が硬くなる
↓
肩甲骨が、より動けなくなる
↓
さらに筋肉が硬くなる
[/aside]
このループの最初を改善しないと根本的な問題解決にはなりません。
イメージしにくいかもしれませんが、肩甲骨は肋骨の上を滑るようにして移動しています。
たとえば、スケートリンクを想像してください。
氷の地面がなめらかなので、スムーズにリンクの上を滑ることが出来ます。
でも、氷の地面がデコボコだったり傾いたりしていると、スムーズにリンクの上を滑ることが出来ません。
これと似たような現象が肩甲骨と肋骨の間でも起こっています。
肋骨の面が整っていないとその上を滑る肩甲骨が移動できない。すると、肩甲骨周りの筋肉がどんどん硬くなります。
こんなループが完成します。
[aside type=”orange”]
肋骨の面が整っていない
↓
肩甲骨が動かない(動けない)
↓
筋肉が硬くなる
↓
肩甲骨が、より動けなくなる
↓
さらに筋肉が硬くなる
[/aside]
[keikou]『根本的な肩こり、肩のはりの改善のためには、肋骨の面を整えること。』[/keikou]
これが僕なりの答えになります。
肋骨の面が崩れている人の特徴。
それは、胸を張って腰を反っている人。
ドキッとした方は、体をを丸めるトレーニングを取り入れてみてください。