肩甲骨が硬くなる本当の理由 201805/10 Published 2018.05.10 / 川﨑文也 \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする 肩甲骨が硬くなる本当の理由 川﨑文也 B! リンクをコピーする こんにちは。川﨑文也です。 肩のこりや、肩のはりへの対策として肩甲骨がひとつのポイントになります。 なので、多くの方は、肩甲骨をはがしたい。肩甲骨を動かせるようになりたい。天使の羽をつくりたい。と、考えます。 肩回りをストレッチしたり。肩甲骨周りの筋肉をほぐしたり。 これでスッキリすれば問題ありません。今日はその後のことについてです。「その時はスッキリするけど、すぐに重さやダルさ、コリやはりが元に戻る」という方に知っていて欲しいことです。 最初にお伝えしたように、肩甲骨がポイントになります。 肩甲骨周りの筋肉がほぐれたら全て解決するのか?僕の答えはNOです。 根本的な改善を望むのであれば、「なぜ肩甲骨が動けないのか?」を知っておく必要があります。肩甲骨が動かない(動けない)↓筋肉が硬くなる↓肩甲骨が、より動けなくなる↓さらに筋肉が硬くなる このループの最初を改善しないと根本的な問題解決にはなりません。イメージしにくいかもしれませんが、肩甲骨は肋骨の上を滑るようにして移動しています。 たとえば、スケートリンクを想像してください。氷の地面がなめらかなので、スムーズにリンクの上を滑ることが出来ます。でも、氷の地面がデコボコだったり傾いたりしていると、スムーズにリンクの上を滑ることが出来ません。これと似たような現象が肩甲骨と肋骨の間でも起こっています。肋骨の面が整っていないとその上を滑る肩甲骨が移動できない。すると、肩甲骨周りの筋肉がどんどん硬くなります。 こんなループが完成します。 肋骨の面が整っていない↓肩甲骨が動かない(動けない)↓筋肉が硬くなる↓肩甲骨が、より動けなくなる↓さらに筋肉が硬くなる 『根本的な肩こり、肩のはりの改善のためには、肋骨の面を整えること。』これが僕なりの答えになります。 肋骨の面が崩れている人の特徴。それは、胸を張って腰を反っている人。 ドキッとした方は、体をを丸めるトレーニングを取り入れてみてください。