タイヤとお腹の圧力 201704/26 Published 2017.04.26 / 川﨑文也 \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする タイヤとお腹の圧力 川﨑文也 B! リンクをコピーする こんにちは。 川﨑文也です。 さっそくですが、自転車に乗っている時を想像してみてください。あなたは、タイヤの空気が抜けた自転車に乗っています。サドルに座ると、重さに耐えきれずに後輪のタイヤが変形してしまっています。 その自転車に乗っていると、こんなことが起きませんか?段差を通るたびに、衝撃がサドルに伝わってきてお尻が痛い。力強くペダルを漕がないと、スピードがでない。 目次 1. タイヤの空気が抜けていると2. お腹の中の出来事3. トレーニングの正しいステップアップタイヤの空気が抜けていると そうなんですよね。空気が抜けたまま乗っていると、お尻が痛いし、疲れやすいし、いい事ありませんよね。 では、タイヤの空気がしっかりと入っていると、どうでしょうか?お尻は痛くなくて快適だし、少ない力でペダルを踏めてスイスイと楽に進みます。 つまり、タイヤの空気圧が低い状態では、衝撃が伝わりやすく、無駄な力が必要になるという事です。 実はこのような現象が、あなたのお腹の中でも起きています。 お腹の中の出来事 お腹の中の圧力を「腹圧」と言います。お腹のインナーマッスルの役割の一つに腹圧を保つ働きがあります。インナーマッスルが上手く働かずに「腹圧」が抜けてしまうと背骨へ衝撃が伝わりやすくなります。これでは、衝撃を受け止めている腰は大変なことになってます。 また、全身の筋肉に無駄な力が必要になるので、勝手に「力み」が生まれます。力んだ状態では、身体はスムーズに動きません。スムーズに動かないので、無駄な力がさらに必要になります。これでは、疲れやすさが増していく負のスパイラルに陥ります。 お腹のインナーマッスルが働かずに腹圧が抜けた状態で動いても、いい事は一つもありません。インナーマッスルを働らかせて、腹圧を高めることが出来ない人は、呼吸から始めていきましょう。 トレーニングの正しいステップアップ 次のステップを踏んでいきましょう①正しい呼吸ができる。②正しい姿勢ができる。③筋力トレーニング④パフォーマンスアップ(スポーツ種目なのど実践スキル。走る、泳ぐなど。) この順番で積み上げていかないと、ケガや伸び悩みが起こります。注意してくださいね。